sakush0’s blog

It's in the doing that the idea comes

櫻井翔太・処女作

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自己紹介

こんにちは。

この度、建築学生である櫻井は自分が設計したものが初めて実物、つまりS=1:1のスケールの「モノ」になりました。まだ学生である自分にとって、家具というスケールではあるけれども設計の機会を頂き、貴重な経験をさせてもらったので記事にしようと思います。授業で設計をやるよりも何倍も楽しく、また大変でもありました。

 

お施主さんは同級生。もうすぐ子供が生まれるから、ベビーベッドを作りたい!と実際に生まれる2週間前くらいに連絡が入りました。

 

現在大学院で設計の授業はとっておらず、設計欲が出ていたところに連絡が来たのでこれは大事な機会だから逃すまいと是非やらせてほしいと応答しました。といっても学校で設計しても細かいところまでデザインできないし、好きな建築の方向性がある程度固まってきてしまっているし、お客さんがいないからどうしても現代建築のファッションのレールの上に載せられてしまうのが嫌、というのが設計演習をとっていない理由なのですが。。まあ自分の建築への考えを記す機会ではないのでこの辺でやめておきます笑

もし気になる人がいらっしゃれば以下の卒業制作時に書いたしょうもない記事をご覧ください。

 

www.sakush0.com

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正直ここに書いたことで人を納得させることができないので、、つまりまだその程度の思想なのでじゃんじゃか批判してくださいね。

 

ということで僕の処女作を是非見てください。

はじめに完成し、部屋に収まった姿を、次に作る過程のことを記したいと思います。

それではどうぞ。

 

完成写真一覧

 

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1200mm×600mmのマットレスが収まるように。内法は1210mm×610mm。

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押入れとママのベッドの間に収まった姿。高さはママのベッドと同じに。そして赤ちゃんをベッドに載せてあげる時にお母さんが腰を痛めないように。

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もともとここにあった机が下に入るように。そしてコードが奥から通るように。

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これは実は結果的にうまくいったものですが、既製品の箱を取り付け可能な状態になりました。ママによると赤ちゃんがここから覗けて楽しい行為につながっているとか!

 

 

作業風景

それでは構想過程と作業中の風景をどうぞ。

基本的にモノを作る際は永く使えることが自分の中では一番大切なこと。

それはこれからもベースにしていきたいし、古いヴィンテージのものからインスパイアされている自分としてはそうとわかるデザインをしていきたい。

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何案かスタディして行き着いたこの形。

ただ希望通りの場所に収めるだけではなく、材料費もできるだけ少なくするスタディもできたのは本当にいい経験でした!

上の4枚のシートのみで買い出し、製作しました。

もっと具体的にできたかなとも思うけど、実は買い出しの前日は徹夜だったので許してね笑

 

1日では終わらず、夜になってしまった図。

暗いと作業もできないですからね。。

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一週間後、釘の打ち込みが弱いところがあって一旦解体してからまたみんなで作業。

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写真を見るとわかるように、釘の打つところとか全く計算していないんです、、

作る過程を考える時に打つ方向は考えていましたが、断面欠損の計算まではできていません。。。

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本当は側面は3枚横板が入るはずだったのですが、うまく収まらなくて、、

どうすればこのミスをチャンスに変えられるかを考えて間一枚を抜くことに。

すると先ほどの箱がかかるスペースができたのです!

まさに3年生の時に兼任講師をして来ていた先生のおっしゃるハンズオンアプローチというのを身をもって体験。

 

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ペンキを塗って完成!

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最後はみんなで裏に名前を書いてこれで終了。

 

写真とともに自分の考えを書くのはとても難しい。。と書きながら思ったので、この後に文章ばっかり書きます。読みたい方だけ読んでいってください。

 

 

建築、家具に対する思い

お客さんがいること

まず今まで建築を設計する授業と全く違う点がここ。そう、お客さんがいること。設計期間自体はとても短かったので打ち合わせも3回くらい。あとは写真をラインで送ったり、電話したりのみ。今回はとても少ない気はするけど、その一つ一つがとても大事で、信頼を積み重ねていかなければならない。今までは自分の思想や本を読んで影響を受けた形を選んで見たりでプロセスの筋が通っていて、問題解決をしていて、形が割と正しいようなものであれば評価される。でも特定のお客さんだけがいる場合、その希望を叶えることが全てだし、専門家としてその希望にさらに付加価値をつけることができれば本望。不特定多数の人間が使用する建物(例えば図書館や公民館、体育館、学校、、)を設計する場合は割と授業の課題に近い。なぜならお客さんは誰かわからないから。しかし住宅だけは違う。この家具製作の場合も。その中で社会、都市にどう対峙していくかが考えなければならないことではあるけど。

 

設計は自分だけでは成り立たない。今回は施主の機転のきいたアイデアも存分に入っている。だからこそ今までと違う楽しみを味わえたのかもしれない。何か作りたい。という気持ちが本当にあったから打ち合わせも楽しかった。もう少し自分が形へのアプローチを知っていたら、物を実際に作る経験を多くしていたらなど思ったりもするけど。

 

今回は設計料なんてものはもらっていない。資格もないし、デザイナーでもない。だから本当に純粋にモノを創りたいという気持ちが設計をする手を動かしてくれた。もし自分が建築家になれて建築設計を生業にしていたら、この時の気持ちは忘れずにいたい。もし忘れていたらこのブログに戻ってこよう。そのためのブログ運営でもある。

 

建築家は施主の考えだけを叶えればいいのか。という疑問を自分は持っている。これからいろんなクライアントを持っていく中で、一人の人間としての自分の価値観をどう活かすか、これはこれから存分に考えて行きたい。自分は社長の家に生まれたわけでもなく、お金持ちの家に生まれたわけでもない。お金持ちが持っているものは何か、自分の理解では資本はもちろん、文化資本であると思っている。その文化資本とはどんなに勉強しても基本的には追いつくことのできないもので、学校の勉強とは違う。いくら努力しても理解できない人には一生かかっても理解できない。解釈の仕方としては「価値観にはヒエラルキーがある。」というのがわかりやすいであろうか。価値観は多様でそれを認め合っていく必要がある。などというのは意味を持たない文言である。かといって低俗なものを蔑むことは良くなく、蔑んだ人こそ高貴ではなく、低俗なのである。

努力しても追いつかないといったが、自分は文化資本を獲得する努力をしている。その言葉の意味を理解して、たまたまビンテージやアンティークが好きになり、建築を専攻しているがために追いつけるのではないか、そして追い越し、それを自分の付加価値としよう。と考えているのだ。

 

ここで自分の建築家としての理想像を拙新論争というのを借りて描いておきたいと思う。拙新論争とは遠藤新と山本拙郎の建築論争のことで、まさにさっきの話に直結すると僕が感じているものだ。遠藤は施主の価値観をも覆すデザインをすることが建築家としての役割と言っている。それに対し、山本は遠藤の作る建築は施主の置きたいものが置けない、施主の希望を叶えてないではないか、というようなことを主張するのだ。つまり山本は施主に対し白い箱を提供し、あとは施主の好みの空間にして行けば良いという考えで、遠藤は家具、絨毯、カーテン全て建築家がデザインすることで初めて統一された空間性、場所性が仕上がる、つまり暮らし方、生活の提案だけで終わるのではなく建築家として持っている価値観に加えて、一人の人間としての価値観を施主に与えていくという考えだ。確かに価値観を覆すというのは僕も少し言い過ぎな気はするが、モノを作る以上、その人のデザインとわかるデザインこそプロであるはずだ。(隈研吾、草間彌生、SANNAなどを思い浮かべてもらうとわかりやすい)遠藤の場合、施主は遠藤の建築に対する思想に対し、深い理解を持って設計を依頼してくる。だからこそ価値観という言葉が遠藤の文章に現れてくるのだと思う。

 

さて初めの疑問に戻ろう。施主の希望のみを叶えればいいのか。

僕はそうは思わない、つまり遠藤新サイドの意見を持っている。

価値観が似通っている、もしくは多少好きなものが似ている施主ならばそれでいいかもしれない。しかし自分より価値観が下(価値観の上下関係については上に書きました。)の施主の場合、まず自分の思想を理解してもらう必要がある。では自分よりも価値観が上だと判断した場合どうするのか。。これはとても難しい。そのために建築家としてより多様な、多くの文化資本を所持している必要がある。と僕は思っている。ただの専門知識だけではお金持ちの施主を獲得することはできない。

なぜお金持ちの施主を獲得する必要があるのか。

次にそこに関して書いていきたい。

 

費用を減らすこと

今回のベビーベッドは施主が「ものを作ることが好き」「安く済ませたい」という想いのもと僕に設計を依頼してきた。

なのでコスト面ではかなり検討を重ねた。

 

バイト先の事務所でも費用をどこで下げるかの打ち合わせをよく耳にする。でも安くなるにつれてモノとしての質も下がっていく。木目が好きだから本当は仕上げは木がいいけど費用がかかるから木目調のクロスを貼りましょう、なんてことはたくさんあると思われる。

本当にそれでいいのか。いやよくない。

コストを言い訳にしていい物作りができないなんてそんな勿体無いことはない。

かと言ってお金がないならできません、なんてことは建築家として終わっているから、予算内で試行錯誤してベストのものを作ることが大事。

でもやっぱりお金があればやりたいことができるし、永く使われる建築を目指したいし、家具や道具だってそのはずだ。

そこに興味がない人のためにIKEAやニトリ、ハウスメーカーがある。物作りに創造性を働かせない人間にはなりたくない。理由は簡単である。人間が金も名誉も何もかも失った時に残るはクリエイティブな思考だけだから。でないとAIに仕事奪われちゃうしね!!

 

で何が言いたいのかというと、お金持ちの施主がいれば創造的な産物が生まれるし、永くこの世界に残るものが実現できる。

ベースはこれからもここにあるだろうけど、もっと知る必要のあることはたくさんあるから勉強していきたい。

 

施工を考えること

今回物作りに関してのど素人10人弱の力を結集させてベッド作りに励んだ。

みんなの協力なしにこのプロジェクトは成功していない。この場を借りて改めてみんなにありがとうと伝えたい。

もし専門の大工や棟梁がいればそちらにその仕事を任せるが、基本的に建築家も施工に対する理解は持っておかなければならない。ただかっこいいデザインを実現するというのが目的になってしまってはいけない。その実現をするために大工に相談するのは順番が違う気がする。大工は実際に施工する人たちだから物の作り方をよく知っている。

今は分業の世界だし、仕事を回していかないといけないから施工に関しては設計者は離れたところから見ているのが現代だが、デザインによって見え方はかなり変わってくるし、木の板の取り合いによって垂直性や水平性が変わってくる。そこを妥協してデザインするなど絶対にいやだし、やりきりたいと思う。

 

家具のスケールにしろ、建築のスケールにしろ、「どのように作っているのか」の視点は常に持って物を見ていかないといけないし、そこに対する解釈を持って自分のデザイン技術の源としたい。だからこのプロジェクトのおかげでより建築の見方、体験の仕方が変わってきている。研究者としての物の見方になってしまってはいけない。自分が生み出すためにその糧にする。これからはその視点を大事に写真に残し、自分のアーカイブとしていきたい。(もう家具アーカイブというフォルダを作成した笑)

 

今後について

初めてパソコン上の3Dが実物になった。先ほども言ったが、この経験を通して物の見方が変わった。アンティークやヴィンテージが好きということもあって、今後はもっと物をみてアーカイブを増やし、自分のデザインにつなげていきたい。

そのため、この2年間は設計料無料で(当たり前か笑)、実務の練習をしていきたい。

そのための営業方法や、完成品の見せ方、思想の伝え方などをもっと考えていかなければいけない。

実はベッドを作っているのを見た他の友達が棚を依頼してきた。

そう、すでに2作目に取り組んでいる。

またできたらここに記したいと思う。

 

 

最後に

言葉遣いが途中から変わってしまい申し訳ないです。笑

自分の意見を述べる時に敬語でなくなってしまうのはいけない癖ですね。。

そこまで時間もないので修正もしない僕ですが、、ごめんなさい。

 

ベッド依頼してくれた友達、ありがとう。

そして出産おめでとう。

 

みなさん!!無料で僕に物を創る機会を恵んでください!!

コメントでもFBでもInstaでもなんでも!送ってくれたら喜びます。笑

 

 

 

 

日本の景勝地、徳島県の【高開の石積み】で石積みを体験してきました。

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石積み終了後、参加した皆さんで集合写真

 

石積みへの興味

こんにちは。今回は「石積み」の学校に参加してきたのでそのことについて記事にしてみます。なぜこの学校に参加することに至ったかの経緯について少し説明しておきます。

 

僕は普段、大学院生として授業を受けている未だ学生の身分なのですが、その授業の一つに農村計画の授業があるんです。(建築学系に属していながら、都市や農村など広い範囲を扱う授業を聴講できる環境にいけて本当に良かったなと思っている笑)

普段は法律のことや農村の現状などの問題、まだまだ解決されていないことについて先生は話されているのですが、5月2日のGW半ばの授業でやっぱりこっち話すねと一言。えっという感じで始まった授業だったのですが、そこで「石積み」について知ったのです。そして話を聞いているとどんどん引き込まれてしまったわけです笑

 

僕の好きな建築家の一人にフランクロイドライトという近代建築家がいるのですが、彼のよく使用する材料として大谷石という栃木県で採掘される石があるんです。

それがきっかけとなり建築資材としての石にはもともと興味があったわけです。独立する前にでもイタリアやイギリスで勉強する予定だったのですが、まさか日本でもそれが勉強できるとは、全く思ってもいなかった好機でした!!

 

2日の授業で「5.6日に1泊2日で学校を開くから興味あれば声かけてください。」

と先生が言う前にFacebookをみて学校の存在を知っていた僕は言われなくても先生に聞いていたでしょう。笑 そのくらい僕にとってinterestingなことだったんです!

 

学校のホームページ貼っておきます。

この記事を読んで少しでも興味持った方は覗いてみてください。

もちろんこの記事はスキップしても構いません笑

ishizumischool.localinfo.jp

 

石積みの詳しい歴史や技術に関してはぜひHPをチェックしてください。

たった一回だけ参加した僕なんかには語れない代物ですので!

(僕もホームページ見て勉強しないとですね笑)

 

 

それでは1泊2日の作業の様子をご覧ください!

 

1日目

石を崩す作業

まずは修復を行う明石さんの畑の石積みを一度解体します。

簡単なようでなかなか力のいる仕事です。

道具の使い方をしっかり理解していれば効率も良くなるんでしょうね、、僕は教わりながら「おーーできた!」みたいな感じでした笑

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少しづつ崩れてきました!

 

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大きな石はなかなか素人には手強く、熟練の明石さんが「じょうせん」と言う道具を駆使して崩している様子です!!


写真を見ていただければわかるように、てこの原理を利用しています。日本人は力がない分、頭脳を使って道具を開発してきたんです。というのはイタリアでの石積みの話を先生に聞いてはっとしました。イタリア人は服も適当だし手でどんどんやってしまうらしい。。笑

 

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時には石を軽くするために割る作業も。使っているのは「玄翁」という道具です!

ここも明石さん任せ笑

玄翁の角を石にぶつけ砕いていきます。火花が飛ぶこともよくありました!

解体するときの注意点はというと。。。

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そう、次に並べる作業のために意匠的に大事になってくる積み石とぐり石と呼ばれる小さな石、それから土を分けることが大事なんです!この写真をみて貰えばわかると思いますが、それぞれの山を作って分けます。しかし今回もどれもmixされてしまい、土の中から積み石が出てくるなんてこともありました!笑

 

それでは実際に積んでいく作業に移りましょう!

 

根石を置く作業

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はじめに大きな石を土台の役割として置いていきます。「根石」と呼ぶそうです。

写真でつなぎ姿で座っている方が大学の先生、真田先生です。服装はこれを参考にしていただけると!ちなみに石積み学校を考えた方もこの先生です!色々なところで先生です!

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神山にお住いの伊藤さん。初めましてでしたが、年齢が近いこともあり、色々親身に教えてくださいました。2段目に入ってますね!

おっと。大事なことを言い忘れていました。

伊藤さんの右にある木の棒。これがないと壁は綺麗に仕上がりません!

今回は直線だったので、3箇所に設置しました。

とても重要なガイドラインです!!

 

2段目以降を上に積み重ねる

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ぐり石を奥に詰めながら2段目以降も積んでいきます。黄色い糸が見えますでしょうか。先ほどのガイドラインです。

 

お昼休憩

 

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明石さんのお宅で一休み

大きな軒の下でお昼休憩。暖かいお汁とお茶と、美味しいお弁当をいただきました。

ありがとうございました。右の写真で伝わるでしょうか。緑に囲まれるとはこのことですね笑 新鮮な空気を感じながらの食事。最高です。

 

17時まで頑張りました!

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1日目は積む作業自体はこのくらいで終了!

崩す作業で結構時間を使いました。でも急いだらいいものが出来上がらないので慎重に頭を使いながら積み重ねて行くことが大事ですね!

何事も時間をかけた分だけ、見返りがかえってきますからね。

(人間にはあまり時間をかけても意味ない場合がありますが笑)

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ジーパンの本来の使い方をしていることがとても嬉しかった。笑

労働者の服装、嫌いじゃないですね笑

 

高開さんのお宅で晩御飯

 

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夜は高開さんのお宅で美味しいご飯をいただきました〜。

酢飯に、キュウリの漬物、徳島郷土料理のそば米汁!めっちゃ美味しかったです。

印象深いのは大根おろし。揚げ物にしっくりきすぎて、辛さも程よく、お腹も心も大満足です。

何より2間四方の空間に6人が程よい社会距離を保って、話しながら食事をするというあの時間体験は忘れられないものになりました。

高開さんのお話しもじっくり聞けてよかったです。

ふと建築の視点から今の自分を客観視できる心の余裕があってよかったなぁ。

そういう空間を作っていきたいと思い、寝床に入りました。

 

それでは2日目元気よくいきましょう!

 

 

2日目

8時半から作業開始!

休校している駐車場に車を止めて現場に向かいます。

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できるだけ早く終わらせるため、後になって焦らないために作業は早く始めるんだという高開さんの指示で予定よりも早く作業開始!!

 

 

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積み方のコツや、道具の使い方を教えてくれるだけではなく、いいものを作る際の高開さんの哲学さえも伝授してくれます。どれもためになるものですが、やはり常に創造性を持って行動しているのことを感じました。みんな高開さんが話始めると自然と体を向けて話を聞くんです。まさに理想の人間像です本当。

ただ技術を伝えるには技術だけ持っていればいいというわけではないんです。

人徳がどれだけ大事か。こんな人間になりたい!!と思うわけです。笑

頑張るぞー。

 

 

間違った積み方

 

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これは僕が積んだところの一部です。

「四つ巻き」という禁忌事項です。真ん中の石が抜けやすくなってしまうため構造的によろしくないのです!!何やっているんだ、僕は。

というわけで。。

 

 

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このように改善しましたよ!ちゃんと5つの石に触れているのがわかりますでしょうか。

 

出来上がりが近づく

 

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段々と出来上がってきたー!

 

 

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出来上がってきたら、いらない土と石を回収することも同時進行で行います。

並んでいる袋に入れていきます。これがまた重労働でなかなか体力使います笑

 

 

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体力使う作業なので休憩は結構こまめに取ります。

それも個人的にではなく、みんなで一緒にというのがポイント。そこで話して作業中のコミュニケーションを円滑に進めるということができるからです。

初めて会う人と共同作業するには欠かせないですよね。勉強になります。

お茶やお菓子、クーラー、ポカリスエットなど、たくさんの準備が必要なのです。

今回準備してくださった方ありがとうございました。

おかげで作業も14時半に終わり、焦らず電車に乗れます笑

 

 

完成!

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黒いジャケットを着ているのが石積み学校の金子さん。穏やかな人柄で、話しやすく素敵な方でした。急な申し込みで色々な質問メールに対応していただきありがとうございました!!

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最後は畑を耕します。ここは機械。

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石積みを眺める真田先生。つなぎ姿お似合いでした。

僕も次はブリティッシュアーミーのグリーンデニムのつなぎ買って参戦しようかな。バケットハットも買わねば笑

 

そんな僕はジーパンに白T。

半袖はやめたほうがいいかも〜笑

尖っている石もあるので注意が必要です。幸い怪我はしなかったですが。

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まとめ

今回非常にいい体験をさせていただきました。

学生という身分を生かして、社会にどんどん近づいていきたいと思っている日々。

東工大に進んでよかったなと1年目突っ走っております笑

 

 

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高開さんの家からの素敵な眺め!!

 

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最後に。

このテキストには全てが詰まっています。

そのうち本が出る!?そうなので、自分の家を石積みにしたいとかきっかけはなんでもいいけど、日本の本物の伝統技術がしっかり未来に継承されればいいなと感じました。

 

以上!

ではまた。






 

遠藤新設計 葉山の邸宅《加地邸》を見学してきました。

 

全体写真

 

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プレーリースタイルの集大成、大地に這う軒の水平線の強調、それを支える大谷石の垂直な柱。。。

 

 

こんにちは。

GWいかがお過ごしでしょうか。

僕はみっちり建築と宿題に時間をさきたいと思います。

 

早速1日目は葉山の住宅、加地邸に行ってまいりました。

以前からこの住宅のことは知っていましたが、普段から公開しているわけではないので、公開日の本日4月29日、ついに内部に入ることができました。

 

一般1000円、学生500円で見学することができます。

本来なら社会人の僕ですが、院生なので半額笑

なんか得した気分です笑

 

 

大きく二つ!

基本的なプランニング、空間構成と、ディテールで気になった部分の2章に分け、写真と簡単な文章でつらつら書いていきたいと思います。

 

1章 空間構成

外観

 

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自然と融和する建築とは。

ガラスに反射したことで周囲の建築と調和している。なんていうこととは違い、そこにすむ人間がその建築内で海の中の魚と同じような営みをすること(窓を開けて換気したり、朝日を浴びて目を覚ましたり)、この世の普遍的な原理を建築に落とし込んだフランクロイドライトの哲学を引き継いだ遠藤新。

 

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錆びた金属板がいい感じに入り組んで元からその場所に存在していたかのような趣を見せます。

 

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エントランス。大谷石で作られた重厚な階段。受け口は大きく。入口は狭く。

ここからすでにリズムは作られているんですね。

 

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縦ルーバー。水平線の強調が部材の取り合いから見て取れます。

 

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段々と玄関に近付いて。植物が嬉しそうに育っていますね。暗く小さいのが玄関扉。

軒の水平な張り出しが確認できます!

 

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みなさん思い思いに写真を撮られています。

左側には。。

 

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こんな感じです。大きくせり出した軒の下には少し天井の低いテラス。座ることを誘発するために低くなってます。僕がいた時間は13時から17時くらいまででしたが、恐らくここには光は直接入りません。適度な明るさを確保しつつ心地よい風が吹く、そんな気持ちが良い場所になっています。

 

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椅子に腰掛けるとこの景色。まるで絵画を見ている感覚に陥ります。

大谷石の水平線がより中央へ視点を持っていくことを促していますね!

心落ち着きます。

 

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玄関前の石の配置にふと目を惹かれます。

 

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錆びている雰囲気の良さ。木と石の取り合いが気になり始めます。。

 

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これはなんだろうなぁ。あとからつけたような感じしかしないですが。

 

f:id:sakush0:20180429215707j:plain裏への動線。流石に入らなかったです。しかし反対側から入れちゃったんですよね笑

それは後ほど。

 

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毎回思う。大谷石の加工技術すごいなって。精巧に作られていて素晴らしいです。

 

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そろそろ入れよって?笑

もう少しだけ待ってください!笑

 

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玄関の脇にあるのはリュウゼツラン(竜舌蘭)。アイキャッチです。

住宅には多くの客に対する話題提供も大事ですからね。

 

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玄関側から見るとこんな感じです。最初に入ってきた門まで軸線が感じられます。まるで卒業するときの花道みたいな。道はまっすぐですが、視界の変化を楽しめます。

 

それでは中行きましょう!!

 

内観

食堂・テラス

玄関入り、左側に旋回すると、食堂があります。

南側を向いていますが、テラスがさらに南側に配置されているためそこまで日差しは強くないんです!

 

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大谷石への細かな彫刻。照明のデザインまで統一されていて設計の密度が伝わってきます。

 

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テラスの方を見ます。

幾何学的なデザインで調和を図っています。

ちなみにテラスにはなぜか蜂が大量発生笑

本当は出て空間を体験したいところでしたが断念。笑

 

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珍しく完全な左右対称。

 

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縦の冊子が細いため水平連続窓が事実上実現しています。

軒が程よく張り出しちょうど良い光加減!

 

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よし、出よう。

と思ったら遠藤さんがガイドでツアーをしていました。

500円で参加できるようです。

扉には六角形のモチーフが。徹底しています。

 

居間

玄関を右手に行くと大きな居間があります。

大きな梁にトリム。いかにもライト式ですね。

家具調度までとことん揃える。これが最上かと言わんばかりに。

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照明が吊ってあります。よく食堂で使われる手法ですが、居間、しかも大きな窓の方に吊ったのはなぜなんでしょうかね。。

はい、夜のためですね笑

夕食を食べ終わるとこの居間でお茶かブランデーでも嗜みながら談笑していたことでしょう。

ロフト部分にも光が入るような左側の照明とバランスをとってこの端っこの位置なのでしょうね!

 

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暖炉にも細かい装飾。

 

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照明の影の出方!笑

計算し尽くされています!

 

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反対側から見るとこんな感じです。

 

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居間からサンルームとテラスを眺めます。

 

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その逆。120mmか150mmくらいの柱が見えています。

何を隠して何を見せるか。未だ僕にはわからない領域です。

 

 

サンルーム

平面の形は五角形。

そのモチーフがやはり家具まで浸透しています。

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机は六角形。構造的に作りやすいですからね。で合ってるかな笑

まあベース型の五角形はダサいですもんね、机にすると。

方向性も出てしまいますし。形の持つ意味を解釈するという分析なら恐らく合っていそうな気がします。

 

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上には梁が真っ直ぐに通っていますが、少し尖った材を加えることで隠す操作をしています。

 

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外から見るとこんな感じ。

ガラスの縁取りも綺麗です、明治時代の雰囲気を少し感じたりもします。

 

 

廊下

遠藤新が自分の理念として廊下はできるだけ無くすということを掲げています。

廊下に生活はないからですね!人間が使う意味のある場所のみで構成する。

ラウムプランの基本です。

その廊下集をどうぞ。

 

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ロフトへ向かう階段。

 

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寝室を眺めると、手前の目線の高さに台があるではないですか。

プライベート確保の建築的操作ですね。

 

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遠藤新は廊下は基本的に作らない主義ですが、作る時は幅を広くとり、ある程度そこで活動が行われるキャパシティを残しています。

 

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いわゆる階段室というものはありません!

細かなスキップフロアを多く作り、地形に這わせるのです!!

これこそがラウムプラン!

 

 

寝室

 

造り付けの押し入れや、開口部の方角がよくデザインされている寝室たち。

の数枚の写真をどうぞ!

 

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腰壁は板。天井と壁はシームレスに同じ素材で仕上げています。

こうすることで空間を広く見せているのでしょう!

 

一瞬、ディテール失礼。

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内部にスイッチが。外にヒーター。

スイッチを隠す箱がなんともシュールなのであります。笑

 

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左の小窓は換気口。とってつけるのではなく、一つの文法としてデザインされている!!

右のめーっちゃ小さいロフト的な奴はなんでしょうか笑

置物を置くための場所でしょうか。

 

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ドアは固定できるように金具を設置。

 

ロフト

居間を吹き抜けの空間にするための大梁の上にはロフトが2箇所ありました!

 

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二枚の板の双方に照明が。スイッチまで幾何学デザイン。

 

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トリムには細かな装飾。削って作られたと思っていたらこんな風に取れている箇所があることから後からつけているかと推測。

 

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反対側。

 

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居間とロフトを同時に眺めると人がたくさん。

この日は140人の人が訪れていたそうです!

 

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ロフトには本棚があります。よく見ると下には開口が。上にも穴が。

 

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まずは開口の秘密から。廊下との通気口になっているんですね。

南北軸にも風を通す工夫がなされていました。

 

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穴の中に手を突っ込んで見ると、和小屋が露わに。

換気口まで繋がっているのでしょうか。

遠藤さんに聞いてみると、おそらくそうだろうと。

その穴はわざと開けられていましたからね!

 

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棚の木材の取り合いのお勉強。

 

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吊り照明を上からみると格子柄。

ため息もの笑

 

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玄関の上あたりの方のロフト。

 

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緩やかな勾配屋根。

 

ビリヤードルーム

北側の落ち着いた場所には球突き室がありました。

 

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左右対称のようで対称でない。

間違い探し的な笑

 

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恐らく葉巻やパイプを楽しみながらだったので上に小さな換気口が設計されています。

当時の生活をイメージするのは本当に楽しいですね。

 

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絨毯も遠藤新の設計。建築、家具、絨毯、(服)、人間にどんどん近づいて行くんですね。。やはり一番遠い建築が一番時間がかかるし、難しい。

幾何学で統一されています。

が動物(鹿)も描かれていたり、遊び心。

色もまたシックで良い。

 

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この方が換気口がわかりやすいですね。

それでは2階に向かいましょう!!

 

階段

 個人的には手すりがお気に入りだったのだが。。。。

 

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明かり窓に向かって一直線。

 

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柱に設置することで、浮いているような印象を受けました。

 

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こんな感じで。先っぽはもう浮いている!

 

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上の部屋から見るとわかるかな。

 

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反対側。

 

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上がったところには照明が。ポンって。可愛いです笑

 

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階段を上りきって振り返るとプライベートな空間な予感。

再びのスキップフロアで断面操作が複雑に行われています。

 

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先ほどのプライベートな空間側から南側の部屋を見るとこんな感じです。

 

書斎

 

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書斎と主寝室の扉を閉じた状態。

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どこか床の間を想起した私。。

 

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暖炉は外せないですね。

 

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換気口のデザイン、再び。

 

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景色を切り取る窓。

机は後ほど。

 

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ガラスの耐久性を上げるための格子たち。

 

 

 

主寝室

日本建築を色で感じながら、天井をあげて、構造物を意匠に使うことから遠藤建築哲学を感じながら、縁取りから西洋を感じます。。。

 

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天井。

 

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縁取りされた壁。

掛け軸をかけたくなる寸法でしょうか。

 

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三面鏡が置かれていました。

 

 

風呂

多少古びていますが、当時の上品な雰囲気が伝わってきます。

 

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展望室

 

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やっと上から見れる!

 

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ガラス??

これは室内なのか?いや見なかったと思いながら、後々1階テラスの上部ということがわかります。

 

また一瞬ディテールをどうぞ。

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人間の手に吸い付くような曲線。開けたくなりますよね。

 

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開けると大きな庭が一望できます!!

コーヒーやクッキーを楽しみ、皆さん休憩しています。

 

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これが額縁効果というやつですよ!!!

興奮しました。

本当に絵画なんです笑

これぞ展望室。

 

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海まで見えちゃいます。

もっと海を期待していたのですがね笑

まあこれは立地的にしょうがないですねぇ。

 

 

テラス

 

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サンルームを正面に、先ほどのガラス屋根の秘密を理解しました。

レーモンドの自邸の中間領域の食堂を思い出しました。

 

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下から見るとこんな感じ。

 

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床下通気口。

 

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この扉ちゃんと閉まるのかな?

と思って動かして見ると、、

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スレっすれで通るじゃないですか笑

すごい!!

 

庭から建物を見る

 

 

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パーゴラのような軒の出。

 

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水平線の強調のために鼻隠し板を面一に。

明確に表現されています。

垂直材の大谷石とも素材のコントラストのおかげでスッキリ見えます。

 

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プレーリーハウス。

尖ってこちらを向いている部屋がサロンルームになります。

 

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複雑に組み合わされています。

 

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少し裏が気になってきました。。

 

ということで笑

 

裏動線(使用人動線)

 無言で進みましょう。笑

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現在の浴室。のドア。

 

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女中室への入り口。

昔の豪邸は使用人がいるため、主人とお客さんのための動線と使用人の動線を分けなければならないので設計が今よりもかなり複雑ですよね。

昭和の住宅を見る際は注目するべき点ですね。。

 

2章 僕が気になったディテール集

 

 

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鼻隠し板の裏に隠された吸気口。

 

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肘置きの幅を多くとって、物がおけるようなスペースが。

 

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同じく背板の裏にもありました。

 

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木と石の取り合い。半端ないですね。。。

 

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石の柱に合わせてほぼ造り付けの机の角。しかも高さが石の目地と揃っている。。。

 

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貫材が建築でいう垂れ壁と腰壁状態になって、方向を互い違いにすることで構造的にも意匠的にも意味のあるデザイン。

 

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木組みを全然知らない僕はどうやって作るのか全くわかりません笑

 

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この枘組よ。。。

多分引き出し出す人いないからこの楽しみは建築を勉強する人のみ楽しめるところ?笑

 

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今の机の全体像。

キャンティレバーが読み取れます。

木目の方向まで検討して考えられています。。。

 

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ちょい拡大。

 

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書斎の引き戸の納まり。

金具をつけるところはこうやって削るんですね。。。

 

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なんでここに柱?邪魔じゃん!!

と思って近づいて見ると??

 

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うおおおおお!!!

扉を固定するための金具がつけてあるではないか!!

本当にそのためだけなのかはイマイチ確証がありませんが笑

 

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再びの枘組。

 

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エントランスの木組み。

 

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食堂の椅子の装飾。

 

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スタイリッシュでいいですねぇ。

どこかマッキントッシュを彷彿とさせるような。。。

 

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また金具の話。埋め込めるようにしたら危険じゃないしいいね。

 

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棚の可動装置。

これはめっちゃ勉強になりました笑

 

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カーテンは2重につけられるようになっています。

レースのカーテンと、重いカーテンと。

 

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また金具!!石も削る。。。

 

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もう定番。

埋め込み。

 

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照明も建築に一体化。

 

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サンルームの椅子の貫材3本。

水平の強調。

 

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またまた可動装置!

木口をもデザイン。。。

 

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こんな感じですね。

 

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なんかリアルなやつも発見。

少し大きくしたかったんでしょうかね。。

 

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うん、リアル。笑

 

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これはまた面白かったです。

水平を強調し伸びやかさを表現しつつも、右の垂直材を残すのは、その垂直材が天板を支えているという構造の表現だからである、と僕は踏んでいますがどうでしょうか。。

 

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額縁効果にするのではなく、草原スタイル。

 

カフェラテ

 

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500円。美味しかったです!!

 

総括

先日友達に頼まれて初めて設計したものが形になるという機会があったのですが、それ以来建築や家具を見る目がまた変わった気がします。

 

その目で今回この加地邸を見学できたことはとても光栄でした。

とってもいい勉強になりました。

自分でデザインするために色々盗んでいかなければなりません!!

残りのGW楽しみたいと思います!!

皆さんもいいお休みを!

 

それでは!